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Channel: シンクロニシティ
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レイキリフレクソロジー

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先週の土曜日、初めてMISIAのライブに行った。

サンフランシスコに赴任経験のある彼が、誘ってくれた。

私は、感動のあまり、涙が流れた。

こんな事は初めて。

私は、中学の時から、ギターを弾いて、中島みゆきを歌い

高校ではオリジナル曲もひとつ作った。

大学では、バンドを組んで、田舎のパブでステージに上がった。

子供を2人育てながら、よくカラオケにも行った。

そして、ヴォイストレーニングを受けに教室に通った。

やっと、自信が出て、今度はゴスペル教室に行き

発表会では、出だしのソロを引き受けた。

ブルーノートの舞台の上で、歌い終えた私は

『夢が、かなった』と思った!

MISIAがデビューしたのは、私が30代半ばの頃だった。

憧れて、何度も何度も練習をした。

でも、ライブは・・

想像をはるかに超え、金色のレールが魂にダイレクトに突き刺さるようで

その感動は、私に4粒の涙をくれた。

その帰り道、彼とずっと一緒にいようね、と誓った。


心を病んでいた私に、天が、彼に会えるようにして下さったんだ、きっと。

ライブ会場は奈良で、よく歩き、急勾配の階段を3階席まで

ずんずんと登った私は、足に痛みが残り、レイキリフレクソロジーの

施療を受けに、旧知の仲の岩本愛子先生を訪ねた。

あんなにソフトな足ツボのマッサージは初めての経験だ。

しかも、その後、講演会の原稿を書いて欲しいと

以来があり、また、一つわたしの夢はかなった。

夢、それは、ゴーストライター、もしくはルポライターだったのだから。

今風に言うと、フリージャーナリストと言うのだろうが、

語感が好きではない。

黒子に徹する方が、自分には向いていると思う。

レイキの師、高木 明先生は、声楽も学ばれたが

人に認められるために歌う訳ではない、とおっしゃっていた。

人は、誰でも、自分の生涯を書き綴れば、一冊の小説が書ける

よく聞くせりふだ。

日記を書く習慣があるならば、そうだろう。

でも、私は出会った人の凛とした生き様を

書き残し、後世に伝えたいのだ。

すべての恩師と言う訳にはいかないにせよ

せめて、父母、祖父母の戦争体験だけは

調べておきたい。

祖父は、台湾で、足に銃弾を撃ち込まれて、帰国した。

お世話になった、現地の人も、きっとおられるだろう。

父はいつも、祖父に罵声をあびせ、逆に怒鳴り返される日々が

長く、私は祖父と直接、会話する事はめったになかった。

原稿を書いて、と指名されるのも幸せだが

祖父の伝記は、私の使命であると心に決めている。


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